2025-07-01

第2回 今後の障害児入所施設の在り方に関する検討会

  6月25日、第2回目の今後の障害児入所施設の在り方に関する検討会が開かれた。今回と次回は団体ヒアリング、この日は7団体から意見を聴取した。

 聴覚障害者の団体は「子どもが障害を持つと親が孤立してしまう。離婚も多い。親のピア支援がいる」と述べた。医療的ケアに関する団体は、「医療的ケアが行える社会養護施設が少ない。本団体の調査では、社会的養護が必要な子ども約100名が病院に留め置かれているという結果が出た」、「他県の施設が受け持っているケースもある」とした。

 また、ある団体は「入所施設に入ると、地域支援が途切れる。入所施設と地域支援がつながれる必要だ」、「施設入所していても、地域支援を使えるようにスタッフも働きかけが重要だ」、「家族とのふれあいを保つためにも障害児グループホームがいる」といった意見があった。事務局は、「障害児の里親制度も大切だ」とし、専門職里親について議論があった。

 次回は、7月9日。