2026-06-28

やまゆり園事件から10年

  この7月で「やまゆり園事件」から10年間経つ。2016年7月26日、植松死刑囚は、障害者入所施設の利用者19名を殺害した。私が驚いたのは、植松が「社会には不要な存在だ」として、自力に会話できない利用者を選択的に殺したことである。私は障害のため、口では話すことができず、会話装置として使っているパソコンも年々使いにくくなっている。この世の中は、コミュニケーションがとれない人は、いない者として見なされがちである。

 やまゆり園事件以来、私の頭の底で「自分は社会にとって何か価値があるのか」という問いが、ギターのベースのようにさりげなく、常に鳴っている。結論として、未だにわからない。

 でも、私は毎日、一つでも多く物事を知り、周りの役に立ちたいと思う。私の立場で主張する権利がないかもしれないが、自分が生活し活動することで「重度障害を負ったしても、十分に社会生活を送れるよ」と周りに体現できたら、とても嬉しい。


 今日も生きよう!

2026-06-27

Amazonさんへ

  Amazonの電子書籍アプリKindleが、アップグレードされ、今までのが26年6月30日に使えなくなる。 私にとって、非常に困る。日本語対応の読み上げ機能が無かったり、画像を拡大するときにスクロールバーが無い。私の障害上、使えないことはないが、とても使いにくい。読書が生きがいの一つである者としては、希望を一方的にもぎ取られた。

 6月17日にAmazon日本法人に対し、郵送で要望書を送った。6月27日現在、返信は無い。


アマゾン ジャパン

                            御中

 

Kindleの読み上げ機能の日本語対応のお願い

 拝啓

 平素、良質な商品やサービスを提供していただき、ありがとうございます。

 私は障害があり、歩くこと・手で作業をすること・口で話すことができません。また脳性麻痺もあり、首を一定の方向に保つことが難しく、本が読みづらいです。

 今まで貴社のKindleの読み上げ機能を使い、読書を楽しんでいました。使用するKindle630日で使えなくなることを知り、新しいバージョンのKindleをインストールしました。すると日本語が読み上げられません。色々操作しても日本語でできません。

カスタマセンターに聞いたところ、「新しいKindleの読み上げは英語のコンテンツで可能」で、日本語のコンテンツはできないと言われました。

 とてもショックです。7月から本が読みづらくなると、残念でなりません。私にとって読書は毎日の楽しみです。難しいと思いますが、読み上げ機能を日本語対応にしていただきたいです。

 ご検討のほど、よろしくお願いします。

                                                                                    敬具

 

                                                                                                  2026617


2026-06-04

4学会合同ガイドラインは撤回を

  6月4日、都内で集会「いのちを切り捨て 医療を変質させる ~4学会合同ガイドラインの撤回を!」が開かれた。

日本集中治療医学会・日本救急医学会・日本循環器学会・日本緩和医療学会の4学会は、「救急・集中治療における生命維持治療の終了/差し控えに関する4学会合同ガイドライン」を作っている。本集会はこれに抗するものだ、

 弁護士の冠木さんは、このガイドラインは「生命維持治療を選択として捉え、その差し控えや終了も治療としてる」とした。そして死ぬことを提案するもので、撤回させなければならないと訴えた。

 リレートークでは「社会状況を考慮しすぎの判断になる。命は周りに左右されるべきでない」、「意識障害があっても緩やかに回復する」、「期限付きの生命維持治療の例として数日間としているが、数年目に意識が戻った人も多くいる」、「医療は命を守るもので、そのことに集中すべきだ」、「人工呼吸器なども車いすと同じ」と言った発言があった。

参加者の一人は「先日、父が救急車で運ばれるとき、看護師から『90になると。延命治療しない方が良い』と言われた。怖い」とのべた。

 集会資料は、以下のページにある。

 https://sites.google.com/view/inochinokirisute-hanntai/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0#h.iufqn5y7ij5q

働ける制度にして!

 今、働いていないので言及する立場でないが、私にとり「はたらく」とは、自分と社会の関係性を維持することと、やる気の向上させるという2機能がある。

■関係性維持

 誰かのために活動すると、その行為をきちんと行おうとする。例えば、サークルでイベントを企画して実施する場合、「メンバーにわかりやすい計画書を作ろう」「会場はどのようなレイアウトにすれば、みんなが楽しいか」等と考える。この過程で、社会性が身につき、社会と繋がっている感覚を持つことができる(社会がどう思っているかは別とする)。

■やる気

 頑張った行為に対し誰かに評価されたり、お金を得ると、「よっしゃー」と思う。特にお金は、わかりやすいモチベーションである。給料がもらったら何を買おうかと思案するのは愉快になる。生きるハリが沸いて出る

 

 重度の障害者が使う福祉制度の重度訪問介護は、労働している時間はヘルパーを使えない。つまり、通勤できない、仕事中のトイレ・食事などができない。重度訪問介護の不備を補う市区町村はあるが、数が少ない。働くことは生きる活力になるが、国がそれを奪うのはひどい。 

2026-06-02

重度訪問介護の国会答弁

 6月1日、木村英子参議院議員は、重度訪問介護に関して質疑しました。入所施設のつらい体験談や、同制度が色々制限かけている現状を厚生労働省に説いています。

https://www.youtube.com/watch?v=eXJtp6GlSA8


2026-05-04

私の読書法

  私は、本を読むのが好きだ。しかし二次障害で、首が安定せず視線が乱れ読みにくくなった。どうするべきかを考えた末、Kindleの読み上げ機能を使うことにした。これは本のテキスト部分を読み上げてくれる機能である。音声化は「Audible」というサービスもあるが、これだと活字が見れない。音声と活字を同時に得ることができるのが、読み上げ機能である。

  • Kindleで本を開く
  • メニューのツールから、「読み上げ機能開始」(もう1回押すと停止)
  • スペースキーで一時停止


本を買う前に「Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ :」が有効であるかを確認する

 この機能を使い始めて1ヶ月、7冊読むことができた。